野菜づくり―苗植え

 畝立てのあと、ナス、トマト、ミニトマト、キュウリ、スイカ、カボチャを植えました。
 
植えるとき、ポットのまま植えようとしたり、根を切りそうになったりしている生徒もいました。ほとんどの生徒は、このような作業は初めてらしく、ポットから出すだけで苦労していました。植え方が分からなかったので、あちこち周りを見ながら植えていました。
 植え終わった後、全員で水やりをしました。丁寧に、葉に水がかからないようにして、水やりをしていました。生徒の中には、「いつ収穫できるの」という声も聞かれました。
 野菜づくりは、本来、種から植えて世話をすると、1つの生命の生長が見られ、生命の神秘さと生命を見守る自然環境のあたたかさが実感できるのでしょうが、学校のカリキュラムと植える時期の関係もあり、今回は苗を植えました。しかし、これらを無農薬で育てるという過程の中でも、しっかりと感じることができると思います。
 生活に身近な野菜を植えることで、それらを食べるためにどれだけの時間と苦労がかかるのか、そして、それを世話し、育てていく楽しみを実感してほしいと思います。

夏野菜の苗植え

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