９月には、４月に植えた、ナス・ピーマンなどの夏野菜とサツマイモを収穫しました。その日の昼食では、収穫した作物でバーベキューをしました。野菜は網で焼いてサツマイモはアルミホイルにくるんで焼き芋にして食べました。とれたての野菜はとても新鮮で美味しかったです。中学生・高校生の中には、最初は「ピーマン嫌い」などといって食べない子もいましたが、みんながおいしそうに食べているのを見て、つられて食べる生徒もでてきたので、良い効果だと感じました。自然の中でとれたての野菜を焼くということは大変贅沢な体験でした。バーベキューの用意は生徒たちや大学生と、全員で協力して行い、短時間でできました。男子高校生は「焼く」という作業に積極的に参加するといった光景が見られました。
　甲南大学環境教育野外施設において、野菜の生長から収穫までという一連の作業を体験したのですが、この体験がきっかけで生徒が自発的に高校に農園を作ったということを生徒から聞いてとてもうれしく思いました。生徒が自然から多くの感動を受け取った、その結果が自分たちで野菜をつくるという行動に結びついたように思います。

夏野菜の収穫

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